学習メモ:群集理論と非平衡共存説

今日勉強した群集理論と非平衡共存説の自分なりの理解をメモしておく。十年以上前の教科書なので内容は既に古くなっているかもしれない。

資源の需要と供給がほぼ釣り合った平衡状態にあり、ニッチを分け合っているから競争排除が避けられていると考えるのが群集理論。

環境変動によって個体群の密度は低く抑えられていて、種間競争は働いていないと考えるのが非平衡共存説。

ポイントは、資源の需要と供給の比が1:1に近いのか、供給の方が多いのか、というところ。イメージとしては、資源というのを仕事のポストだと思うと、ポストが少ししかないスポーツ選手とか研究者とかは平衡状態に達しているので競争が激しく、農業とかITとかは非平衡なのかなぁとか思ってみたり。

捕食者が競争排除を防いでいるというのは、イメージで言うと、過労死が多発する職業はいっつも人手不足で競争は起きないとか、そんな感じかなぁと。

まぁ、でも、これだと、種間競争の話を個人の話に置き換えているから、的外れな例えなのかもしれない。種というのを、ある能力を持った人、みたいに置き換えて考えれば、多少はマシになるかな。